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UTOS(ウクライナ盲人協会)HPより ウクライナ視覚障害者支援

UTOSフメリニツキー支部でチェス大会

《7/28 ウクライナ盲人協会(UTOS)ホームページより》

視覚障害は確かに不便ですが、夢をかなえることを阻むものではありません。UTOSの会員もまた、勉強し、働き、釣りに行き、旅行し、スポーツをし、愛し、結婚し、充実した生活を送っています。たとえ今のような困難な世界になってしまっても!

UTOSフメリニツキー支部では、会員や職員がいつでもチェスの練習ができるように、チェストチェッカーボードを7セット購入しました。それにより、この知的スポーツの習熟度が大幅に向上しました。

7月28日、チェスのトーナメント大会が開催され、12人が参加、大いに盛り上がりました。優勝者はもちろん、参加者全員に賞品が贈られました。

大会の様子
チェッカーボードをはさんで向かい合う参加者
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UTOSリハビリテーションセンターで心理セラピー

《7月28日 ウクライナ盲人協会のホームページより》

ウクライナ盲人協会(UTOS)リハビリテーションセンターでは、7月26日、プロの心理学者による「すべての逆境を乗り越えよう、愛するわが国のために」と題するセミナーを開催しました。戦禍の何もかもが困難な時期にも、ウクライナ人として力強く生きていこうと呼びかけるものです。

セミナーは継続的に開催される予定で、初回は視覚障害者10人ほどが参加、ほとんどの参加者が「何度でも参加したい」と言っています。

参加者の様子
アロマスティックの香りを楽しむ参加者
参加者の写真
テーブルを囲み、両手を上にあげて微笑みあう参加者たち
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欧州盲人連合(EBU)が全ロシア盲人協会(VOS)の会員資格を停止

欧州盲人連合(European Blind Union 略称EBU)は、ロシアによるウクライナ侵攻が続いている状況を鑑み、戦争が終わるまでの間全ロシア盲人協会(All Russia Association of the Blind 略称VOS)の会員資格を停止することにしました。

会員国一覧に名前は残しますが、ホームページへのリンクは削除されました。

Members | European Blind Union (euroblind.org)

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全盲インストラクター、盲ろう者に点字を教える(ヴィーンヌィツャ)

点字を教えるイリーナさん

2022/07/22付 UTOSホームページ記事より

 ヴィニツィア在住の全盲女性イリーナ・コスティウニクさんは、地域総合センターのリハビリテーションのインストラクターとして働いています。彼女はウクライナ盲人協会のヴィニツィア支部の雇用委員会の委員長でもあります。

 職場では、視覚障害者のリハビリテーションを担当し、点字やスマートフォンの使い方などを中心に指導しています。

 彼女にとって新しいチャレンジが始まりました。先日彼女の職場を訪れたのは、視覚と聴覚の両方に障害のあるエレナさんと彼女のガイド(聴覚障害者)で、コミュニケーション手段として点字の習得を希望しています。

 エレナさんが緑内障により視力を失ったのは戦争に突入する前でした。適切な時期に治療を受けなかったために病気が進行し、失明してしまったのです。ガイドとは手話のゼスチャーに触れてコミュニケーションをとります。

 エレナさんの点字学習は、イリーナさんがまずエレナさんのガイドに点字を教え、それをガイドが手話でエレナさんに伝えます。イリーナさんによると、盲ろう者への対応は非常に少ないケースで、彼女が思い起こすのは1970年代に有名になった「ソビエトのヘレン・ケラー」ことオリガ・スコロホードワさんだけです。

 点字の習得に要する時間はとても個人差があり、1週間で読み書きができる人もいれば、数か月、あるいはそれ以上要する人もいます。それでも、自身でメモをとる手段として、視覚障害者にとって点字はとても重要です。

出典:https://www.vinnitsa.info/news/u-vinnytsi-dopomahayut-navchyty-spilkuvannyu-zhinku-yaka-ne-chuye-ne-hovoryt-i-vtratyla-zir-pered-viynoyu.html

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キーロヴォフラド州の視覚障害者56人に人道支援

《7/17 ウクライナ盲人協会(UTOS)ホームページより》

UTOSキーロヴォフラド支部(ウクライナ中央部)では、自治体とスポンサーの協力により、生活に困窮している56人の視覚障害者家庭に衣料品を提供しました。

運搬の様子
荷物を運ぶマロヴィスキフスカ準州の会長
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ウクライナ盲人協会がQ&Aイベント:戦時中における視覚障害者の社会保障について

質問するUTOS会員
開会あいさつをする企画者のマリーナ・バベッツ氏

ウクライナ盲人協会(UTOS)のポルタヴァ支部(ウクライナ中部ポルタヴァ州)は、ウクライナ障害者フォーラム(EDF)の支援を受けて、7月7日、視覚障害のある会員に向けて「戦時中における視覚障害者の社会保障について:Q&A」と題する会を開催しました。このイベントには国内避難民を含む視覚障害者が参加し、行政担当者、ポルタヴァ社会保護局の専門家、障害者支援団体ポルタヴァ支部長らがスピーカーとして招待されました。

企画担当のマリーナ・バベッツ氏は、戦時下における、国内避難民を含む視覚障害者の社会的保護と社会保障の重要性を強調しました。

特にさまざまな補助金、サービス、補償の申請方法と受領までの手続きについて、視覚障害者にアクセス可能な形で提供されるべきだと述べました。

参加者とスクリーン越しの回答者
スクリーン越しに回答するポルタヴァ社会福祉局長のミコラ・プリイマック氏
ナタリア・ブティレワ氏
質問するハリキウからの避難者
セミナー参加者の集合写真
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UTOSリヴィウ支部でパン祭り

《7/7 ウクライナ盲人協会(UTOS)ホームページより》

ウクライナ盲人協会リヴィウ支部では7月7日、「パン祭り」を開催しました。参加者は自慢の手づくりパンを持ち寄り、レシピを他の参加者と共有し、お茶を飲みながら薫り高いパンを味わい、楽しい交流の場となりました。

「亜麻のソバ」、「ナッツ」、「農民」、「ズドブニイ」、「ドマシュニイ」、「カボチャ」、「タマネギ」はすべてパンの名前です。参加者にはスポンサーより食品のパッケージが贈られました。

パン祭りの様子
手作りパンを囲んで懇談する参加者たち